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Yurikago Blog

TypeScriptで書いたコードをRomeでフォーマットする(エディタ拡張機能編)

/ 2 min read

Table of Contents

前置き

TypeScriptで書いたCDKコードのフォーマッターを選定中です。 ESLintとPrettierはセットアップが面倒に感じるのでRomeを使ってみます。

参考: https://rome.tools/

環境

  • VSCode 1.75.1
  • Rome 0.20.0

セットアップ

Romeの設定ファイルを作成

プロジェクトルートにrome.jsonを作成する。リンターとフォーマッターの設定が1ファイルで対応できます。

{
"linter": {
"enabled": true,
"rules": {
"recommended": true
}
},
"formatter": {
"enabled": true,
"formatWithErrors": false,
"indentStyle": "space",
"indentSize": 2,
"lineWidth": 120,
"ignore": []
}
}

参考: https://docs.rome.tools/configuration/

エディタの拡張機能にRomeを追加

拡張機能はVSCodeのみ対応しています。(2023/02/17現在)

参考: https://docs.rome.tools/guides/getting-started/#editor-setup

VSCodeの設定を変更

  1. cmd+, で設定を開く
  2. Default FormatterにRomeを設定する
  3. Format On Saveを有効にする

コードを修正して保存するタイミングで整形が実行されます。

感想

  • Romeのエディタ拡張機能はVSCodeのみ対応しているので、他のエディタを使っている方は設定できません。ESLintやPrettierなど別のフォーマッターのエディタ拡張機能を使う、Romeのnpmパッケージをインストールしてhuskyやlint-stagedと組み合わせてフォーマットを実行する、などの方法を検討した方がいいかもしれません。
  • Romeの主要なコントリビュータが開発から離脱したそうで将来性が少し不安です😓

参考: https://zenn.dev/kyrice2525/articles/article_tech_009