TypeScriptで書いたコードをRomeでフォーマットする(エディタ拡張機能編)
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前置き
TypeScriptで書いたCDKコードのフォーマッターを選定中です。 ESLintとPrettierはセットアップが面倒に感じるのでRomeを使ってみます。
環境
- VSCode 1.75.1
- Rome 0.20.0
セットアップ
Romeの設定ファイルを作成
プロジェクトルートにrome.jsonを作成する。リンターとフォーマッターの設定が1ファイルで対応できます。
{ "linter": { "enabled": true, "rules": { "recommended": true } }, "formatter": { "enabled": true, "formatWithErrors": false, "indentStyle": "space", "indentSize": 2, "lineWidth": 120, "ignore": [] }}
参考: https://docs.rome.tools/configuration/
エディタの拡張機能にRomeを追加
拡張機能はVSCodeのみ対応しています。(2023/02/17現在)

参考: https://docs.rome.tools/guides/getting-started/#editor-setup
VSCodeの設定を変更
cmd+,
で設定を開く- Default FormatterにRomeを設定する
- Format On Saveを有効にする


コードを修正して保存するタイミングで整形が実行されます。
感想
- Romeのエディタ拡張機能はVSCodeのみ対応しているので、他のエディタを使っている方は設定できません。ESLintやPrettierなど別のフォーマッターのエディタ拡張機能を使う、Romeのnpmパッケージをインストールしてhuskyやlint-stagedと組み合わせてフォーマットを実行する、などの方法を検討した方がいいかもしれません。
- Romeの主要なコントリビュータが開発から離脱したそうで将来性が少し不安です😓